ミリタリー 【短編小説】悪魔で武器商人 「ボルヘス、君の奏でる音楽は最高だが、少しフォルテッシモが過ぎるんじゃないか?」 鼓膜を叩く轟音の隙間で、アルは言った。 東欧、カルパティア山脈の奥深く。気温はマイナス二十五度。吐き出す息すら凍りつきそうな極寒の闇夜を、毎分三千発の曳光弾が... 2025.05.29 ミリタリー